ローマ歌劇場事件は解決しました

2014年9月28日 カテゴリー:お知らせ

ローマ歌劇場事件は11月18日、解雇の決定を取り消す代わりに

団員の年間給与を5~10%減らすことなどで労組側と合意しました。

署名キャンペーンへのご協力ありがとうございました。

ローマ歌劇場、交響楽団および歌劇場オーケストラの解体に”NO”を!

Say NO to the dismantling of orchestras, choirs and operas theatres!

キャンペーンにご協力をお願いします。

STOP CULTURAL VANDALISM

音楽ユニオンの日本語によるキャンペーンページ(ネット署名のお願い)

FIM(国際音楽家連盟の)キャンペーンページ(ネット署名のお願い)

Stop  Cultural Vandalism Now!   “THE FIM CALL”のページ

FIM(国際音楽家連盟)の要求 - 日本音楽家ユニオン

 去る2014年10月2日、ローマ歌劇場経営陣が182人のオーケストラと合唱団員の解雇を通達した。これは芸術文化に対する故意の破壊行為であり恥ずべきものである。

 ここ数年、ブルガリア、ドイツ、ギリシャ、オランダ、スペインそしてアメリカ各国において、オーケストラが事実上解散するという事態が生じており、中には突然そうなるものもあった。このほかの国においても財源や予算の削減の危機にさらされている実情がある。

 世界規模の景気下降の折、多くの国において経済の主要部門と同様にオーケストラがその影響を受けている。しかしながら今回のローマ歌劇場のようにオーケストラを壊滅させるという行為は、単に音楽家の職に影響を与えるだけではない。一般の人々が偉大な音楽作品の生の実演に触れるという経験を阻害するものなのである。つまり納税者やその家族に対して文化を提供するという点との乖離が生じることになる。この乖離は商業的に埋め合わせができるものではない。また過去何十年にも亘って多くの都市や地域においてオーケストラが作り上げてきた教育や地域活動を破壊することにもなる。

 芸術に対する慈善寄附活動が大きく向上してきている地域でさえ、交響曲の表現形態は厳粛運動に悩まされ続け、そのために一般市民が非常に価値のある文化に触れる機会が奪われているのである。このような悪行はこの先のビジョンを持たないものであり、100年近くに亘って地域社会が作り上げてきた伝統芸術の卓越性や文化拠点を無にしてしまうものである。

 交響楽やオペラ音楽は文化遺産の中でも貴重であるが脆弱な部分であり、これらを支えることは国ならびに地方公共団体の重要な責務である。

 FIMおよび世界60ヶ国におよぶ会員団体は、今般のこの政治的決断に対し、オーケストラ団員が従前どおりその任務を遂行しさらには社会に貢献する責任を果たすことができるよう、またそれによって芸術的社会的経済的生活が向上されるよう要求する。

 また同時にFIMはすべての読者に対し、今般のオーケストラと合唱団員の解雇取り消しを求める運動に対しての支援を要請する。

日本音楽家ユニオン公式Webサイトの管理者です。

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